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研究へのご協力のお願い(オプトアウト)

関節リウマチ患者へのリハビリテーション治療におけるベルト電極式骨格筋電気刺激治療の併用効果の検討 

2022年06月29日1版

 

京都府立医科大学リハビリテーション医学教室では、ほんじょう整形外科クリニックと共同し、関節リウマチのある患者さんを対象に研究を実施しております。

ほんじょう整形外科クリニックでリハビリテーション治療(運動のみ、または運動と電気刺激による治療)を受けられた関節リウマチのある患者さんの診療録(カルテ)を使って下記の内容を明らかにしようとしています。

 

実施にあたり京都府立医科大学医学倫理審査委員会の審査を受け、研究機関の長より適切な研究であると承認されています。

 

研究の目的

 関節リウマチのある患者さんは、関節が痛んで思うように動けなくなったり、ステロイド剤を服用していたりなど様々な理由で、全身の筋肉量が減少してしまうことが知られています。リハビリテーション治療において筋肉量の増加には、高い強度の運動が必要とされています。しかし、関節リウマチのある患者さんではかえって関節を痛めてしまう危険性があることから、筋肉量の増加が期待できるような運動を行うことが難しいとされてきました。ところが最近、運動の代替方法として電気刺激を用いることで、関節への負担が少なく下肢全体の筋肉を動かすといった新しい治療が行われるようになってきました。

 そこで、京都府立医科大学リハビリテーション医学教室では、ほんじょう整形外科クリニックと共同で、関節リウマチのある患者さんへの新しい電気刺激による治療が、一般的に行われている運動の代わりとなり、筋肉量を増加させるかを調べることとしました。

 

研究の方法

・対象となる方について

2022年04月01日から2024年03月31日までの間に、ほんじょう整形外科クリニックにおいて通常診療でリハビリテーション治療(運動または運動と電気刺激による治療)を受けられた方を対象としています。

 

・研究期間

医学倫理審査委員会承認後から2025年03月31日を予定しています。

 

・方法

診療録(カルテ)より以下の情報を取得します。取得した情報をそれぞれの治療を受けられた前後で比較し、新しい電気刺激による治療の効果を調べます。

 

研究に用いる情報について

性別、年齢、身長、体重、罹病期間、関節の状態、痛みの程度、筋力、歩行能力

電気刺激の設定条件、筋肉量、身体活動量、栄養の状態 等

 

・外部への情報の提供

ほんじょう整形外科クリニックから京都府立医科大学リハビリテーション医学教室へ診療の過程で取得された情報を提供し詳しい解析を行う予定です。提供の際は、患者さんを直ちに特定できる情報は削除し、提供させていただきます。

 

・個人情報の取り扱いについて

カルテ情報をこの研究に使用する際は、氏名、生年月日などの患者さんを直ちに特定できる情報は削除し研究用の番号を付けて取り扱います。患者さんと研究用の番号を結びつける対応表のファイルにはパスワードを設定し、インターネットに接続できないパソコンに保存します。このパソコンが設置されている部屋は、入室が管理されており、第三者が立ち入ることができません。

また、この研究の成果を発表したりする場合にも、患者さんが特定できる情報を使用することはありません。

なお、この研究で得られた情報は研究責任者(京都府立医科大学リハビリテーション医学教室 助教・菱川法和)の責任の下、厳重な管理を行い、患者さんの情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

 

試料・情報の保存および二次利用について

カルテから抽出した情報は原則としてこの研究のために使用し結果を発表したあとは、京都府立医科大学リハビリテーション医学教室において研究責任者(京都府立医科大学リハビリテーション医学教室 助教・菱川法和)の下、10年間保存させていただいた後、研究用の番号等を削除し、廃棄します。

保存した情報を用いて将来新たな研究を行う際の貴重な情報として、前述の保管期間を超えて保管し、新たな研究を行う際の貴重な情報として利用させていただきたいと思います。新たな研究を行う際にはあらためてその研究計画を医学倫理審査委員会で審査し承認を得ます。  

 

研究組織

研究責任者

京都府立医科大学大学院    リハビリテーション医学    菱川 法和

 

研究担当者

京都府立医科大学大学院    リハビリテーション医学    三上 靖夫

大橋 鈴世

河﨑 敬

運動器機能再生外科学     遠山 将吾

京都府立医科大学       集学的身体活動賦活法開発講座 沢田光思郎

 

共同研究機関

  ほんじょう整形外科クリニック 副院長            遠山 将吾

 

お問い合わせ先

通常、臨床研究を行う際には、文書もしくは口頭で説明を行い、ご同意をいただきます。しかしながら、患者さんへの侵襲を伴わない研究などについては、国が定めた指針に基づき、対象となる患者さんから直接同意を得るのではなく、研究についての情報を公開し、患者さまが拒否される機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」といいます。当該研究はオプトアウトを用いて実施しています。

情報が当該研究に用いられることについて、患者さんもしくは代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2025年03月31日までに下記いずれかの連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることは決してありません。

 

京都府立医科大学大学院 リハビリテーション医学

職名・氏名:助教・菱川 法和(ひしかわ のりかず)    

電話:075-251-5324(受付時間:9:00〜16:30)

 

ほんじょう整形外科クリニック

職名・氏名:副院長・遠山 将吾(とおやま しょうご)    

電話:075-593-6288(受付時間:9:00〜13:00)

回復期リハビリテーション病棟退院後の身体活動量にあたえる関連因子の調査 

2022年09月27日1版

京都府立医科大学リハビリテーション医学教室では、回復期リハビリテーション病棟へ入院した患者さんを対象に、がくさい病院リハビリテーション科と共同研究を実施しています。具体的には、がくさい病院の回復期リハビリテーション病棟に入院しリハビリテーション治療を受けられた患者さんの診療録(カルテ)を使って、下記の内容を明らかにする予定です。

 

実施にあたり京都府立医科大学医学倫理審査委員会の審査を受け、研究機関の長より適切な研究であると承認されています。

 

研究の目的

回復期リハビリテーション病棟の患者さん多くは、リハビリテーション治療の一環として、入院生活においても豊富な身体活動(= 活発的にお体を動かしていること)を行っていただいています。しかし、お家に帰られた後では、運動機会が少なくなり、身体活動量が減少してしまう方が存在します。身体活動を維持・向上させるためには、十分な栄養状態(= 必要量の栄養を摂取していること)、身体機能(筋力、バランスなどが十分に保たれていること)、認知機能(= 適切な判断などが十分に行えること)、嚥下機能(= 安全に食べ物や飲み物が摂取できること)、日常生活活動の自立度(= 介助を必要とせず一人で行うことができること)など、さまざまな因子が関与するといわれています。

そこで、京都府立医科大学リハビリテーション医学教室では、がくさい病院リハビリテーション科と共同で、回復期リハビリテーション病棟の患者さんが入院中だけではなく退院後も豊富な身体活動を維持・向上するために必要なことは何かを明らかにすることにしました。

 

研究の方法

・対象となる方について

2022年01月01日から2024年03月31日までの間に、がくさい病院の回復期リハビリテーション病棟に入院しリハビリテーション治療を受けられた方を対象としています。

 

・研究期間

医学倫理審査委員会承認後から2025年03月31日を予定しています。

 

・方法

診療録(カルテ)より以下の情報を取得します。取得した情報から、退院後の身体活動に関わる因子を調べます。

 

研究に用いる情報について

ア 基本情報:年齢、性別、診断名、身長、体重、発症(受傷)日、入退院日、既往歴

要介護度、同居家族の有無、生活期リハビリテーション実施の有無 等

イ 身体構造:身体組成(骨格筋量、筋質、体脂肪量、下腿周径 等)

ウ 心身機能と活動:握力、下肢筋力、バランス、持久力、摂食嚥下、

日常生活活動の自立度 等

エ その他:栄養状態、自己効力感、倦怠感、うつ状態、生活の質 等

オ 身体活動量

 

・外部への情報の提供

診療の過程で取得された情報を、がくさい病院リハビリテーション科から京都府立医科大学リハビリテーション医学教室へ提供し、詳しい解析を行う予定です。提供の際は、患者さんを直ちに特定できる情報は削除し、提供させていただきます。

 

・個人情報の取り扱いについて

カルテ情報をこの研究に使用する際は、氏名、生年月日などの患者さんを直ちに特定できる情報は削除し研究用の番号を付けて取り扱います。患者さんと研究用の番号を結びつける対応表のファイルにはパスワードを設定し、インターネットに接続できないパソコンに保存します。このパソコンが設置されている部屋は、入室が管理されており、第三者が立ち入ることができません。

また、この研究の成果を発表したりする場合にも、患者さんが特定できる情報を使用することはありません。

なお、この研究で得られた情報は研究責任者(京都府立医科大学リハビリテーション医学教室 助教・菱川法和)の責任の下、厳重な管理を行い、患者さんの情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

 

試料・情報の保存および二次利用について

カルテから抽出した情報は原則としてこの研究のために使用し結果を発表したあとは、京都府立医科大学リハビリテーション医学教室において研究責任者(京都府立医科大学リハビリテーション医学教室 助教・菱川法和)の下、10年間保存させていただいた後、研究用の番号等を削除し、廃棄します。

保存した情報を用いて将来新たな研究を行う際の貴重な情報として、前述の保管期間を超えて保管し、新たな研究を行う際の貴重な情報として利用させていただきたいと思います。新たな研究を行う際にはあらためてその研究計画を医学倫理審査委員会で審査し承認を得ます。

 

研究組織

研究責任者

京都府立医科大学大学院 リハビリテーション医学 菱川 法和

 

研究担当者

京都府立医科大学大学院 リハビリテーション医学 三上 靖夫

                        大橋 鈴世

                        河﨑 敬

                        前田 博士

                        櫻井 桃子

京都府立医科大学 集学的身体活動賦活法開発講座 沢田光思郎

 

共同研究機関

がくさい病院リハビリテーション科 前田 博士

                 櫻井 桃子

 

お問い合わせ先

通常、臨床研究を行う際には、文書もしくは口頭で説明を行い、ご同意をいただきます。しかし、患者さんへの侵襲を伴わない研究などについては、国が定めた指針に基づき、対象となる患者さんから直接同意を得るのではなく、研究についての情報を公開し、患者さまが拒否される機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」といいます。当該研究はオプトアウトを用いて実施しています。

情報が当該研究に用いられることについて、患者さんもしくは代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2025年03月31日までに下記いずれかの連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることは決してありません。

 

京都府立医科大学大学院 リハビリテーション医学

職名・氏名:助教・菱川 法和(ひしかわ のりかず)    

電話:075-251-5324(受付時間:9:00〜16:30)

 

がくさい病院 リハビリテーション科

職名・氏名:医師・櫻井 桃子(さくらい ももこ)    

電話:075-593-6288(受付時間:9:00〜16:30)

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