京都府立医科大学大学院 リハビリテーション医学
Department of Rehabilitation Medicine, Graduate School of Medical Science, Kyoto Prefectural University of Medicine
心配を希望に。
不便を便利に。
診療方針
リハビリテーション科専門医による専門的な診断・治療・コンサルテーションなどを完全予約制で行っております。
1)様々な疾患が原因で生じた障害に関する診療
麻痺や高次脳機能障害などで生じた移動能力、食事能力、コミュニケーション能力の低下など有する方の今後の対応について診療を行います。
2)脳血管傷害や脊髄損傷で生じた痙縮に関する診療
脳血管傷害や脊髄損傷によって生じる障害のひとつに、筋肉が突っ張ってしまう「痙縮」という症状があります。痙縮の部位、程度、日常生活の様子に応じて、ストレッチ、装具療法、ボツリヌス療法、ITB(髄腔内バクロフェン療法)など、適切な治療を提供します。
3)補装具に関する診療
これまで義肢、装具、杖、車いすなどを使用されてきた方や、今後の使用を希望される方に対して、義肢装具士などと連携し、身体機能や日常生活などに適応した機器の選定・適合を行います。
4)ポストポリオ症候群の発症・進行予防に関する診療
幼少期にポリオ(脊髄性小児麻痺)に罹患した方は、成人になってから、さらに筋力低下、機能低下などを生じる「ポストポリオ症候群」を発症する場合があります。この発症・進行予防目的の運動療法、装具療法、日々の過ごし方などについて、一緒に考えていきます。
5)障がい者スポーツに関する診療
障がい者スポーツは、障害をお持ちの方の健康増進、生きがいの創造にも貢献します。すでに取り組まれている方、ご興味のある方はご相談ください。京都府立城陽リハビリテーション病院やサン・アビリティーズ城陽、京都市障害者スポーツセンターなどと連携しています。
外来診療担当表
月
河﨑
リハビリ一般
脳血管障害
火
垣田
リハビリ一般
水
三上
リハビリ一般
脊椎脊髄疾患
木
沢田
リハビリ一般
ポストポリオ症候群
金
大橋/櫻井
リハビリ一般
運動器
受診の際に注意いただくこと
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当院では外来通院によるリハビリテーション治療(理学療法、作業療法、言語聴覚療法)は、原則として実施しておりません。リハビリテーション科専門医による診察のうえで必要と判断される場合は、リハビリテーション治療が提供可能な施設を紹介させていただきます。
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可能であればご持参いただきたいもの:原因となる疾患の発症から現在までの経過をまとめたメモ、これまでのリハビリテーションの内容に関する資料、過去に使用された、あるいは現在使用中の補装具、お薬手帳、身体障害者手帳、介護保険証など.